Hack109のブログ

ネットワーク、プログラミングなどで学んだことや試してみたことを投稿していきます。

ルータのルーティング,ネットワーク構成を関西の駅や路線で例えて考える話

 



はじめに

ここ最近で、VPNルータを使ったルーティングの動作を確認していますが、ルータの経路情報とかネットワーク構成とか、何か身近なものに例えられないかと考えました。

ネットワーク構成図

前回、スタティックルーティングを実施したときのネットワーク構成図をもとに、考えてみます。

 

hack109.hatenablog.com

ネットワーク構成 経路情報を身近なもので例えると...

ネットワーク構成の例え

ネットワーク構成の例えとして、ぱっと浮かんだのは駅や路線です。

大阪環状線

各機器をそれぞれ下記のように考えてみます。

PCVPNルータは駅として例えられます。違いとしては、VPNルータは乗り換えのある駅で、PCは特に乗り換えのない駅です。

ネットワークは路線として考えられます。ネットワーク全体のアドレスを指すネットワークアドレスを京阪線JR線などの路線として考えることで、そのネットワークに属しているルータやPCを駅として考えられます。

 

VPNルータ       

(乗り換えあり)         

PC        

(乗り換えなし)     

ネットワーク    

路線          

 

経路情報の例え

ルータが持っている経路情報を何かに例えるとなると、駅員さんの路線に関する知識や路線図がそれにあたると思います。

駅員さん

経路情報は、VPNルータが記憶している目標の機器にデータを送るための経路になります。

電車で例えると、目標の駅までにいくには次にどの路線に乗り換える必要があるのかという情報を記憶している必要があるわけです。

駅を利用する客(データ)がどの路線に乗り換えるのかを把握していなくても、路線図を見たり駅員さんに聞いたりすることで、次に乗る路線が分かるわけです。

 

経路情報

駅員さんの路線に関する知識

乗客

通信データ

 

関西の駅や路線でネットワーク構成図を作る。

では、実際の駅や路線で例えて、ネットワーク構成図を作ってみたいと思います。

今回は関西の路線で考えてみます。

 

スタート,目標の駅はこちらです。

スタート      

大阪 岸和田駅 (南海線)

目的地       

京都 出町柳駅 (京阪線)

 

目的地までの乗り換えの方法はいろいろありますが、今回はこちらで考えます。多分この例がわかりやすいです。

乗り換え

では、ネットワーク構成図に落とし込んでみましょう。

駅や路線を例として考えるネットワーク構成図

イメージしやすくなったかなと思います。駅名は同じでも、どの路線の駅かでどこに行けるかが変わります。ルータを経由して別のネットワークに転送されるところを、その部分でうまく例えられました。このように見てみると面白いですね。

 

最後に

まとめ

 今回はルータのルーティングについて、実際の路線や駅に例えて考えてみました。ここまでの記事を読んで、全体の路線図みればどこへでも行けるだろうとか、スタート地点の駅に関西の路線を把握している駅員さんもいるのではといった意見があるかもしれませんが、そこはまあ...あくまでイメージとして。

 プログラミングとかも、変数のアドレスの話が出てきたときに、家の住所を変数のアドレスと例えて説明している記事や参考書が見られます。難しそうな話が出てきたとき、身近なもので例えて自分なりに解釈することができれば、イメージしやすくなりますし、理解が深まると思います。

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